あっという間に。。。
ブログを更新せずに、早２か月。。。
光陰矢の如しとはまさにこの事です。。。
この２か月は本当に色々な事がありました。。。
先ずは隣に住んでいた女の子が同性愛者だったという事。。。
そういう方に会ったのは初めてでしたが、
あらまさ自身はそういう方々に対しては
特に偏見はありません。。。
最初見た時はボーイッシュな子だなとは思っていましたが、
案の定そうでした。。。
彼女はすでに別の所に引っ越してしまいましたが、
今回は一先ず貴重な経験をしました。。。
ちなみにその子が引っ越した後の部屋に
あらまさは引っ越しました。。。
何故ならそちらの方が広いからです。。。
家賃は５０元上がりまして、
月７００元（約８５００円）です。。。
ちなみにこの家賃、
上海に住んでいる日本人の中で一番安いと自負しています。。。
安いですが、別にボロい部屋ではなく、
新築同然の所に住んでいます。。。
ただ寮の様なところで、
トイレとお風呂場は共同です。。。
こういう造りの住まいを中国語では
合租房 He2 Zu1 Fang2
と言います。。。
ただ、今年の９月から上海市で施行された住宅に関する法律では
こう言った造りの住まいは違法となっています。。。
この件に関してあらまさの大家さんに尋ねたところ、
「ああ、大丈夫。その法律は所詮は共産党のメンツを保つためのものだから。派出所の人もみんな知っているよ。隣人にも液晶テレビをあげて口止めしているし、心配ないよ。。。」
さすが。。。さすが中国です。。。
中国人はよくメンツを重んじる民族だと
以前通っていた上海のある大学の授業で先生が言っていました。。。
メンツを守るためなら例えそれが間違っていても
自分のメンツを優先させると。。。
話はそれましたが、先程の合租房という造りの住まい。。。
基本的には地方からの出稼ぎ労働者や
地方出身で大学院を目指している方々が住んでいます。。。
残念ながらあらまさの住んでいる合租房には
大学院を目指している方はいません。。。
みんな仕事をされている方々で、
中には朝方帰ってくる方もいます。。。
ここに引っ越して来て約４か月になりますが、
越して来たばかりの頃はひどいものでした。。。
先ず、トイレが真っ黄色です。。。
こう言ったら語弊がありますが、
これを見ただけでここに住んでいる人間の教養が分かりました。。。
それから１週間ほどかけて部屋やトイレ、お風呂場を
ピカピカにしました。。。
そしたら大家さんに君が掃除しただろと言われました。。。
「君以外は誰も掃除する訳ないからね。。。」
だそうです。。。
しかし、これで一つ気付いた事がありました。。。
今まで真っ黄色だった便器を誰も掃除しなかったのに
あらまさが掃除して以降は
少し汚れただけで他の方が自主的にきれいにするようになりました。。。
つまり、汚いまま放置されていた状態に
掃除するという要素が加わる事によりピカピカになる、
彼らは今度はそのピカピカを維持する事に努めるようになった。。。
今まで誰も掃除したがらなかったのに。。。
こういう結論の下し方は帰納的で
また、どこか偏見があるかもしれませんが、
中国人というのは恐らく端緒が開けば
何だかんだで行動を起こす民族なのではないだろうか。。。
いや、中国人のみならず人間はそうなのかもしれません。。。
話はまるで急降下爆撃機のように急に方向転換しますが
ＡＫＢ４８の切手が発売されるそうです！！
だいぶ前のニュースですが、
詳しくはこちらから！！！
http://www.postal-jp.com/psc/goods/akb48_2011/index.html
申込みは来年の１月９日まで！！
受注生産なので売り切れなし！！
来年２月１日から発送との事！！
あらまさは本当は全チーム分の切手が欲しいのですが
経済的理由からＡチームだけ申し込む事にしました！！
何故かと言うと、前田敦子や倉持明日香がいるからです。。。
前田敦子のクシャッとした笑顔には
勉強のストレスを一気に吹き飛ばす力があります。。。
もっちぃは雰囲気がいいです。。。
ただ最近は、らぶたんとかも可愛いなと思います。。。
恥ずかしい話、ＡＫＢ４８について詳しく知ったのは
今年の８月です。。。
上海に来てからはネットを接続しておらず、
日本の事情については殆ど把握していませんでした。。。
今年の東日本大震災が起こった日も
その日の夜に大家さんから聞いて初めて知りました。。。
しかも、あらまさの実家は震源地に近く、
幸いにも実家は沿岸部ではなかったので
津波による被害は免れましたが、
親の勤めている会社が停電やらなんやらで
仕事が無期限で無くなるという事態に陥り
留学継続が困難になるのではと言う不安がよぎりましたが
今はおかげさまで何とか留学を継続する事が出来ています。。。
話がまたしてもそれましたが、
ＡＫＢ４８の切手の申込期限は来年の１月９日です。。。
最後に映画の紹介です。。。
「悪人」
という映画はご存じでしょうか？
この３年間は日本の事情を把握していなかったので
恐らく有名な映画なのかもしれません。。。
妻夫木聡と深津絵里が主演の映画。。。
この映画は素晴らしいなと思いました。。。
本当の悪とは何なのかと言う事を考えさせられる映画です。。。
人を殺すことは悪い事です。。。
しかし、それをそのまま文面だけで解釈していいのだろうか？
この映画で妻夫木聡（役名忘れました）は
ある女性とのトラブルで彼女を殺めてしまいます。
そして、深津絵里の演じる女性と逃走します。。。
人を殺めた挙句、逃走します。。。
ニュースで時々みかけるような内容です。。。
実際の事件は、どうかは分かりません。。。
しかしこの映画では殺される女性の
人間的に卑しい部分も描いています。。。
この映画を見た人間は思うに違いありません。。。
殺される側も悪い。。。
しかし、これはあくまで映画です。。。
だから、妻夫木聡に同情の念が生まれます。。。
しかし、実際ニュースで見る加害者、被害者はどうなのか。。。
それを私たちは知る事はありません。。。
殺される瞬間に何が起こっていたのか、
殺された人間は本当は一体どういう本性を隠し持っていたのか。。。
一般的に言えば殺した人間が悪い。。。
殺される人間は可哀そう。。。となる。。。
大方はそうかもしれません。。。
しかし１００％そうかと言えば
自信を持っては頷けないはずです。。。
要するに、あらまさがこの映画で感じたのは
一般的に私たちが感じている”悪”というのは
本当に悪なのかという事です。。。
テロリストは悪である。。。
普通に考えれば確かにそうである。。。
何の罪もない人を巻き添えにして自爆する。。。
これほど社会に混乱を招くものはない。。。
同じ自爆でも旧日本軍の神風特攻隊とは話が違う。。。
神風特攻隊は戦時に於ける行為であり正当性はある。。。
しかし、テロは平時に於ける行為であり
また、その攻撃対象は非戦闘員である。。。
彼らはまるで生きた地雷の様なものです。。。
しかし、本当に彼らは悪だろうか？
これは先ほどの映画につながります。。。
テロのニュースを見た時、
何時、どこでテロがあり、死傷者は何人ですという内容をよく目にする。
しかし、彼らがなぜそれをするに到った事については触れられない。
ただ一方的にテロリストが数十人を無残に殺したとしか報道されない。
あらまさは別にテロを正当化しているのではありません。。。
ただ、テロ ＝ 悪というのは
あまりにも短絡的で機械的すぎる等式だという事です。。。
テロは”常識”で言えば確かに悪ですし、廃絶するべきものです。。。
ただ、あらまさが思うには
テロというのは、恐らく複数の要素でできているはずです。。。
つまり、（Ａ＋Ｂ＋・・・）＝ テロ
ではそのＡやＢなどは何なのか。。。
恐らく私たち先進国の人間もその要素の一つなのではないかと。。。
私たちがまだ知らない裏の世界で
彼らをあのような残酷な行動へと駆り立て
結果として彼らを悪にしているのではないかと。。。
という事は、もしそれが正しいと仮定して
そのテロを構成する要素のうちのいくつかを
悪のある右辺に移行してみたらどうなるか。。。
きっと本当の意味での悪ではなくなるのかもしれません。。。
先程の映画の主人公に対して同情心が生まれたように。。。
それはテロに限らずです。。。
イジメや殺人、横領、盗み。。。
とにかく私たちがそれが悪だと常識的に考えて疑う余地のない悪。。。
絶対的な悪は存在しないと思います。。。
しかし、悪は確かに悪です。。。
だから右辺が０になるという事はあり得ないと思います。。。
この重苦しい文章は何だろう。。。
明日は数学の授業があります。。。
頑張ります！！
